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2014年08月 アーカイブ

2014年08月07日

台風11号

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数日前の雨で


ホテルの前の矢部川が 少し 増水しています


2年前の北部九州豪雨の爪痕が


癒えてきたところなので


今回の大型台風はどうか逸れてほしいと願うばかりです


今のところの天気予報では


土曜日が強い雨模様です


土曜日にご宿泊のお客様


どうぞお早目にチェックインくださいませ




樋口

2014年08月09日

柳原白蓮 その一

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NHKの朝の連続テレビ小説をご覧になってますか?




ドラマは九州の筑豊地方 東京 甲府 が舞台になっていますね。


ストーリーも終盤に近付いてきました。


このドラマに出てくる嘉納伝助(伊藤伝衛門)さんが、当ホテル樋口軒に
何度もお越しいただいていたことは聞いておりました。




これは想像ですが・・・・・(花子の想像の翼 ですね)
伊藤伝衛門さんは、当時の三池炭鉱と筑豊炭鉱を行き来されていて
その中間地点にある当館を利用してくださったのではないかと・・・・


その伊藤伝衛門さんに嫁いだ華族のお嬢様 柳原燁子こと柳原白蓮さんが
晩年、樋口軒を訪れ
当館の2代目に歌を詠み、書として残してくださいました。




もう少し早く表装をして、綺麗な形で皆様にご覧いただけたらよかったのですが
表装も間に合わず


とりあえず・・・・・
当館ロビーに展示させていただきました。




ご来館いただいたお客様にぜひご覧いただきたいと思います。






樋口

2014年08月11日

柳原白蓮 その二






先日の白蓮の書を


個人的に解釈してみました


仮名の解読に悩みましたが




おそらく・・・・・・


みゆるけむ
湯ふねのうえそ
うこくなり


五月のそらと
久須のみとり


  為 樋口軒




この書を樋口軒2代目にくださったのは


白蓮の晩年だと思われます


彼女は晩年、緑内障を患い、視力が弱かったようです


私の想像ですが、彼女は若かりし頃、伊藤伝衛門氏とも


樋口軒を訪れており


そのころより、ここ船小屋の矢部川の楠の景色を


よくご存じだったのではなかったかと・・・


それをふまえて・・・・






湯船につかり 矢部川の楠と5月の青空が 湯船の水面に映り


その景色が水面で動く様を詠んだのではないかと思います


あまりよく見えないけれど


この季節の楠の新緑と5月の蒼い蒼い空を


かつて、訪れた時に見たなあ・・・・それが水面に映って ゆらゆら動いているのだろうなぁ・・・と




白蓮没後、夫である宮崎龍介は言っています


白蓮の人生、晩年は大変穏やかであったと・・・・・


大正天皇の従妹であったとはいえ 落ちぶれた華族の家に生まれ


一度めに伯爵家である北大路家に嫁いだものの


当時は珍しくはないけれど、妾の子と 蔑まれ


子を産みはしたけれど その子を置いて出てきてしまい


2度目の結婚は親子ほどの年の差のある 伊藤伝衛門


実家である華族の家の経済的援助のため…とも言われていますが


そこでも心穏やかに過ごすことができなかったのでしょう




たった一枚の白蓮の書ですが


この歌から様々な白蓮の思いが伝わってくるような気がします






樋口軒ではロビーのフロント右に この書を展示しております


皆様にご覧いただきたいと思います






樋口

2014年08月16日

昭和天皇ご巡幸

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昨日、8月15日は 終戦記念日でしたね


また、お盆期間の最後の日でもあり 




ご先祖様を無事お送りすることができましたでしょうか?


樋口軒でもお盆期間中は お客様のご法事の御席に


または、お盆のご家族のお集まりにと


たくさんの皆様に御利用いただきまして


ありがとうございました






昨日の終戦記念日のニュースなどをみながら・・・・・


樋口軒正面玄関前から見る事が出来る


昭和天皇ご巡幸記念碑について 少しお話ししようかと思います






昭和天皇が樋口軒にお越しくださいましたのは


昭和26年のことでした


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樋口軒の敷地内に設置されたお立ち台におでましになり
ひきもきらない国民の声にお応えになる陛下



天皇陛下は沖縄以外の全国を昭和20年より


約8年半という歳月をかけて回られ、行程は3万3千キロ、総日数165日にもおよびました


「戦災の国民のことを考へればなんでもない、十日間くらゐ風呂に入らぬともかまはぬ」


と言われて、ご巡行を続けられたそうです




国民は日本の敗戦により国が崩壊し


それまで現人神(あらひとがみ)であった陛下と接する機会を得て


一人ひとりが抱えていた苦しみ、悲しみに


陛下が国民とともに涙された時、


人々は陛下が、自分達の悲しみ、苦しみを分かち合ってくれたと感じ


頑張ろう!と いう気持ちが芽生え、戦後のめざましい復興の


原動力になったと聞いております


まさに歴史のその瞬間に


ここ樋口軒も陛下とともにあったのだと想像すると


本当にありがたいことと、あらためて感じております


その時の記念碑が、樋口軒正面玄関より


ご覧いただくことができます


このほかにも、こんなところに????


というところに


石碑がございますので またご紹介いたします






樋口


2014年08月21日

柳原白蓮 その三

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白蓮の 書の読みについて


知人よりアドバイスいただきました




みゆるけ者


湯婦ねのうへ耳


うこくなり


五月のそらと


わ可はのみとり登




おおまかには私の読みもあっていたようですが・・・


読みは 書の世界の文字の変化のお約束事が


あるようです




五月の空と若葉の緑の景色が


湯ぶねの水面に映って動くのが みえるなぁ・・・・




だいたいの解読ができました




フロント右手に展示してますので


どうぞ ご覧ください






樋口

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